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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第17章 東京卍リベンジャーズ・佐藤龍星&菱小次楼





「………レイナは?…今日は、何するんだ?」


話題を変えるためか、龍星は私に予定を聞いてきた


『…軽く掃除とかもしたいし、2人が出掛ける頃までは居ようかな……その後、家に帰る』

「…そっか」

『……でも…明日の夜、また来るかも。……いいかな?』

「は?いいに決まってんだろ」

「そーだよ。んな事いちいち聞くな」

『………ウン』

「…て事は…今日の夜はレイナが作ったモン食えねーのか…」

「……クスクス……小次楼、オマエいま食ったばっかでもう晩飯のこと考えてんのかよ」

「いーだろ!レイナの作る飯ウメェから、楽しみにしてんだよ」

「まぁ…それはオレもそうだけどさぁ」


そんなに大層なものを作っている訳でもないのに、2人は私の料理を毎回美味しいと褒めてくれた


『…私は……自分で作ったご飯より…小次楼が作ってくれるチャーハンの方が好きだけどな…』

「" 小次楼チャーハン " な♪アレは最高に美味い」

「…へへ…改良に改良を重ねてっからな。…じゃあ、明日の夜は久々にオレが作るワ」

「良かったなレイナ、明日も絶対来いよ?」

『……ウン。……ありがとう』


2人の笑顔に胸がギュッと苦しくなった私は、テーブルの上の食器を手早く重ねて立ち上がった


「……あーぁ。このまま3人で暮らせりゃいーのにな」

「だよな〜」


小次楼と龍星のその言葉が、本当に嬉しくて
涙が込み上げてくる

側に居てもいいんだと、2人が言ってくれているような気がした


私は泣いているのがバレないように勢いよく水道を捻ると
スポンジを泡立て、皿を洗いはじめた…





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