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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第10章 東京卍リベンジャーズ・三ツ谷隆





「……レイナの匂いがする…」

『……ん………くすぐったいよ…』


頬に鼻先を滑らせながら
唇を近付ける


何度か軽く押し当てた後
ゆるく閉じられた隙間に舌を差し込むと
レイナはすぐにオレのキスを受け入れた




舌を絡めているうちに
" もっと触れたい "という欲望がムクムクと湧き上がってくる


抱きしめている腕を緩め
ゆったりしたTシャツの裾から手を入れて背中に指を這わせた


「…………オマエ……付けてねぇの…?」

『……ぁ………雨で濡れちゃったから……お風呂上がり…そのままにしちゃった…』

「………このTシャツと短パンだって……またオレの着てるし…」


脇腹を通り胸元へ手をやると
柔らかな膨らみが手のひらに収まる


『……っ………雨の音が…すごくて………ルナ達が…怖いから離れちゃヤダって………だから…着替え取りに帰れなかったの…』

「…………ふーん……」


指先でフニフニと弄びながら
耳元に軽くキスする


「……なんだ……誘ってんのかと思ったのに…」

『…っ…ちが…………隆…?……ゃ…めて…』


円を描くように揉みしだくと
レイナが身体をよじった


『………ダ…メだよ……2人が起きちゃ………っん……』


抗議の声をキスで塞ぐ


『……ん…っ………はぅ……』


片手で首の後ろを支えながら舌を深く絡めると
彼女は身体を固くして両手でオレを押し返した


『……お願…ぃ…………隆………今は…』


戸惑ったような顔で見上げながら
レイナは首を横に振った


『……ルナとマナが保育園に行ってる時に…ウチでしよ?』

「……………フッ……分かった…」


チュッと音を立てて唇にもう一度キスした後
オレは腕の中のレイナを解放した







怪我の手当てをしてもらった後
いつものように隣の部屋のドアの前まで彼女を送った


『…腫れてる所、朝になったらもう一度あの薬塗ってね?』

「……あぁ…」

『……それじゃ…おやすみなさい…』


オレは何も答えず
閉まりかけたドアを手で押さえた







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