第7章 東京卍リベンジャーズ・三途春千夜
森の中にあるコテージを
とりあえず1週間借りた
周りには他に建物も無く
聞こえるのは鳥の鳴き声だけだった
リビングから寝室まで続き間になっている広い空間は
隅々までシンと冷えきっていた
ジャケットを脱ぎ、上着を持っていないレイナの肩に掛けて
ロッキングチェアの上に畳まれていた膝掛けでくるむ
『……クスクス……ハルってさぁ…実は過保護だよね……もしかして…お兄ちゃんだったりする?』
「…るせぇ……いまアンタに風邪引かれたらオレが困んだよ……チョットそこのソファ座って待ってろ…」
途中で仕入れた食料を冷蔵庫に入れてから
暖炉に薪を焚べる
赤い炎が灯ると
レイナの表情は一層和らいだ
天井のファンが回って、コテージの中全体が温まってくる
オレはネクタイを外して彼女の隣へ座った
「……疲れたか?」
レイナは小さく首を振ると
オレの肩に頭を乗せて暖炉の火を見つめた
こんな風に並んだのは何ヶ月ぶりだろう
腕を伸ばして抱き寄せると
彼女が顔を上げた
「………ハル……」
その声に応えるように
オレはレイナの身体を抱き上げた
ベッドの上で膝に跨るように座らせ
かぶりつくように唇を塞いだ
隙間から舌を差し込み
ゆっくりと口腔を犯しながら着ていたニットを脱がせる
あらわになった白い肌を指でなぞると
微かに聞こえてくる吐息
『………んぅ………っ………ハァ…………ハァ………』
合わせた唇から熱く甘い唾液が溢れて
喉を伝い落ちていくのが分かった
彼女の指がシャツのボタンにかかり
もどかしい手つきで外していく
首筋にキスを移すと
細い肩がピクンと跳ねた
背中のホックを外し
現れた双丘にも唇を這わせる
『………ん………ハァ………』
やわやわと揉みしだき
先端を啄む
舌先で転がすと
レイナは顎を上げて背中を反らした
『……っ…ぁ…ぁあん…』
水音を立てて舌先で弄びながら
もう一方の先端をこねるように摘む
『……ぁ……はぁ…ん……』
スカートの中に手を入れると
下着はもうグッショリと濡れていた