• テキストサイズ

裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第7章 東京卍リベンジャーズ・三途春千夜




マイキーは手を伸ばし、レイナの腕を掴むと
そのまま部屋の中に引き入れた


「……明日の朝……オレの部屋に来い…」

「……はい…」


ドアが閉まる寸前に見えたのは
不安そうにオレを見上げるレイナの顔だった








ココと2人
エレベーターを降りる


「……オマエからの電話を切った直後…マイキーから " レイナが部屋に居ない " って連絡が来たんだ………それで…正直に話すしかなかった…」

「……」

「……三途……本当にすまない…」

「…オマエのせいじゃない…」

「……」

「………………巻き込んで悪かったな……」






そのまま事務所へ向かい
朝まで過ごした


戻ってきたマイキーは
オレを部屋に呼ぶと昨日の説明を求めた


「………全ては…散歩に連れ出したオレの責任です……どんな処分でも受ける覚悟はできてます…」


頭を下げたオレに
マイキーは言った


「………レイナの話では………母親との思い出の家をどうしてももう一度見たくなって……オマエを騙して…無理矢理外に出たと言っていた………どっちが本当なんだ…?」

「……っ…」

「…………まぁいい……………三途……オマエにはレイナの世話係から外れてもらう…………話は以上だ…」

「……ぇ…」

「……不満か?」

「…いえ…」

「…だったら下がれ…」

「………うっす…」


オレは頭を下げて
マイキーの部屋を後にした





正直
こんなに軽い処分で済むとは思っていなかった


レイナのことも
あのままマンションに置いておくようだ




それが分かっただけでも
オレは少しホッとしていた







/ 655ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp