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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第7章 東京卍リベンジャーズ・三途春千夜




事務所に戻ったオレは
マイキーや幹部達の前で全てを報告した


「レイナの父親の件は、このままずっと隠しておけることでもなかった。そう考えれば、いい機会だったのかもしれない」


マイキーはそのように判断し
部屋を出て行った


結局、オレもオレの部下も
何の咎めも受けることのないままこの話は終わった








「…なぁ、三途〜」


蘭がニヤついた顔で声を掛けてくる時は
大抵ウザ絡みだ


「…レイナちゃん…最近どうしてる?」

「……は?…今さんざん話してたろ……テメェは目ェ開いて寝てたのか?」

「オレが知りたいのは、あーゆーことじゃないんだよ。…もっと…あの子自身の情報みたいなやつ」

「何でそんな事聞きたがる…」

「…オレ…好きなんだよね〜……ああいう穢れのない目した…聖母みたいな感じの子…」

「…何言ってんだテメェ……アイツはマイキーの女だぞ…」

「……分かってねーなぁ……その、" 絶対に手出しできない所 "に興奮すんだろーが…」

「……んだそれ……テメェみてぇなクソ変態に教える情報なんざ何もねぇワ」

「…ちぇ〜……つまんねぇからマンションに遊び行こっかな…」


蘭のその言葉に
カッと頭に血がのぼる


「…オイ……また勝手に行くなよ?」

「はぁ?…オマエにそんな事言われる筋合い無いと思うけど?」

「あ゛⁇コッチはマイキーからアイツの事任されてんだよ!」

「ハイハイ…分かった分かった。…てか三途さぁ…レイナちゃんの事になるとすーぐムキになるよな………もしかして…ホレちゃったとか?」

「んな訳ねーだろ!オレはガキには興味ねぇ‼︎」

「……ホラ……クスクス……またムキになってる…」

「いい加減にしろ‼︎テメェの七三は頭ん中までまだらに染まってんのかゴラァ‼︎」

「……ひでぇ…………竜胆〜…三途が兄ちゃんのカッコいい髪型バカにした〜」

「黙れ!テメェの髪型がカッコよかった事なんざ一瞬も無ぇワ‼︎」

「…ホラァ……竜胆聞いた〜?」

「……兄貴……三途からかうの止めろっていつも言ってんだろ…面倒くせぇ…」

「…だって……クスクス……面白いんだもん♪」

「……蘭………テメェ…」


オレがホルスターの拳銃に手をやると
蘭は笑いながら部屋を出て行った






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