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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第7章 東京卍リベンジャーズ・三途春千夜




次の瞬間
女の表情が曇り、失望の色が浮かんだ


『……』


散らばった服や下着類を次々につまみ上げては首を傾げる

文句までは言わなかったが
明らかにテンションはだだ下がりの様子だった


(はぁ〜〜〜〜お気に召さなかったようでスイマセンでしたね‼︎コッチは女の着るモンなんかよく分かんねーんだよ‼︎嫌なら裸でいろ‼︎)


オレは女の方を見ないようにしてパソコンを叩く
キーボードのEnter音がタン!タン!と部屋に響いた



女は服を紙袋に全部突っ込むと
それを持って寝室へ入っていった




その時
携帯が短く鳴った

蘭からのメールだった



"from : おさげ警棒  sub : おはー^ ^ 

昨日の子、三途が面倒見るんだって?いーなー。いつでも代わるから遠慮なく言ってね♡ "



「……………うざ。」


オレは " うるせー、仕事しろカス " と返信し、画面を閉じた






しばらくすると
洋服に着替え、髪も整えた女がリビングへ戻ってきた


(何だよ!フツーに似合ってんじゃねーか‼︎なのにまだ不満そうな顔してんじゃねー‼︎)


再び頭に血が集まって来るのを感じ
キーボードを叩く音が部屋中に響く
両手を使っていないと、いまにも拳銃を振り回してしまいそうな気がした



女はこちらへ真っ直ぐに歩いて来ると
ハンガーにかかったままのオレのジャケットを差し出した


『……コレ……ありがと…』

「……」


引ったくるように受け取ったジャケットをソファの背に掛け
再びパソコンに向かう



女はキッチンへ行き冷蔵庫を開けた


『……ぇっ…』


(…あーハイハイ。どーせメシも気に入らねーんだろ?…食いたくねーなら食うな‼︎んで餓死しろ‼︎その方が仕事が減ってオレもせーせーするワ‼︎)


イライラが限界突破寸前になったオレは
我慢できずクスリのケースを取り出そうとポケットに手を入れた





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