第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
それから毎日兄さんは会いに来てくれるようになり、訓練の事やエンデヴァーの話などをしてくれるけど、時々辛そうだったり、悲しそうな顔をしている時がある。
私は手足や羽をばたつかせる事ぐらいしかできず、寝返りすら出来ないのでかなりもどかしい、あと感情の表現が泣くか笑うかないのも辛いとこ、1番キツイのはトイレに行けない事…頼むからオムツかえの時来ないでくれよ兄さん
一刻も早く動けるよ喋れるよう胎児の頃から動く訓練はしてたんだ、頑張れ私の身体!!
数日後
ホークス「今日は目隠しして羽を的に当てる訓練したとよ、それから…」
貴『あ〜今日も我が兄は可愛いなー』
ホークス「エンデヴァーが火事になったビルから人をいっぱい助けとったと、めっちゃかっこよか〜」
貴『今日こそ喋るぞ、初めて喋る言葉は決めていて、夜中にこっそり練習してたのだ』
貴「に〜にっ」
ホークス「えっ!?今喋ったと?」
ホークスに向かい手を伸ばし、とびっきりの笑顔でもう一度
貴「にーに!」
すると兄さんは満面の笑みで喜んでくれた
ホークス「いっ今、にーにって言ったと!?俺んことわかると?」
貴「にーに!!」
ホークス「嬉しか〜みゆき凄かよ〜」
そう言って兄さんは優しく撫でてくれた
貴『あぁ…良かった喜んでくれた、にーにはちょっと恥ずかし気もしたが、まー体は赤ちゃんなので良しとしよう』
それから数ヶ月
貴『ハイハイはマスターした、あと少しだけど頑張れば浮けるようになったもうすぐ立って歩けそう』
貴『羽を2〜3枚ほど浮かせて操れるようになった、振動は感知できるが何言ってるかまではわからん、これを衣擦れや呼吸まで分かるようになる兄さんマジ凄い』
貴『あ〜因みに公安は英才教育したいのか産まれてから割とすぐに外国語の教育CDを流したり幼児向けの教育グッズや運動等を施してくる…しかも割とスパルタ中身大人だから平気だが本物の赤ちゃんには無理なのでは!?と思うぞ!!公安マジ鬼畜』
貴『赤ん坊にこれって…兄さんはどんな訓練させられているのやら…一応それなりには聞いてるけど全部は話してはいなそう…特に辛そうな時は』