第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
公安のお偉いさん『……あの子と似た翼の個性、この子にも天賦の才があるかもしれないわ』
公安のお偉いさん「この子にも特別なヒーローになる為の専用プログラムを用意してちょうだい…」
公安の人「はい、すぐ手配します」
公安のお偉いさん『時速130㌔のあの大事故から人々を救い出した、個性…しかも独学で、もしこの子にも似たような力があるとすれば…産まれた直後から訓練を施せる!より理想的な特別なヒーローを作れる…』
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しばらくしてホークス…兄さんがドアをそっと開けてチラリと顔を出した
貴『何時までもホークスは変だよね…これからは兄さんにしよう』
貴『そう言えば…公安に来てホークスは啓悟と言う名を捨てたんだっけ、今はなんて呼ばれてるんだろう?』
啓悟「赤ちゃん産まれたと?」
看護師「うん、元気な女の子だよ…見る?」
啓悟「うん」
そう返事をして兄さんは軽く飛んで、覗き込んできた
啓悟「赤ちゃん…ばり愛らしか〜」
そう言いながら顔を綻ばせて笑う
貴『あ〜兄さんが笑ってる、めっちゃ可愛い、守りたいこの笑顔』
啓悟「赤ちゃん、俺が守けん心配いらん…赤ちゃん、名前ばあると?」
看護師「まだないよ、君のお母さんが君に任せるって言ってたよ」
啓悟「俺が決めていいと?」
看護師「ええ」
啓悟「う〜ん」
貴『ホーじゃなくって兄さんが決めてくれるのか、何か嬉しい』
啓悟「……じゃあみゆき」
貴「えっ!?前世と同じ名前!?」
啓悟「初めましてみゆき、俺はみゆきのお兄ちゃんの啓悟…じゃなくって、ホークスだよ」
ホークス「よろしくねみゆき」
そう言って手を差し出してきた
私は必死に腕を伸ばし何とか兄の指を掴み握った
ホークス「…凄いちっちゃか〜」
凄く嬉しそうに笑ってくれて幸せそうにそっと頬に触れた、私はそれに何とか笑って答えた
ホークス「笑ってる!!ばり嬉しか〜みゆきはお兄ちゃんが絶対守るけん、今特別なヒーローになる為頑張っとーよ、やけん俺はみゆきのヒーローになるたい」
貴『私も、私も頑張るよ兄さんの皆の未来を明るく照らせるように』