第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
父「嘘をつくな、人と関わるな!!家を出るな何もするな!!」
母「あんたぁ」
貴『あぁ…やめて』
母「テレビ、つかん」
父「ああ!?知らねよ」
貴『子供よりテレビの方が大事なの?』
母「ねぇ、逃げんでね」
父「早く次の仕事探して来い!」
貴『こんなの、あんまりだ…』
父「どけ!!背中向けるな!言うだろうが!何度目や!!」
貴『辞めてよ…』
啓悟「ごめんなさい」
貴『ホークスは何も悪くないのに』
父「遠見絵の個性に頼ったんがいかんかった…」
貴『どうしてそうなるの』
父「いや違う、遠見絵がこいつを産まなきゃ…もう1匹こさえなきゃ、こいつらが産まれてなけりゃ……!」
貴『やめてよ、そんな事言わないでよ…』
父「俺はまだ自由やった!」
貴『これ以上ホークスをきづつけないでよ!!』
母「ねぇ、逃げんでね」
貴『こんなの、酷すぎる……漫画を読んでたから知ってたけど、実際にまじかで聞くと…辛い』
貴『早く産まれて、彼をほんの少しだけでも支えたい、彼だけじゃなくこの先に待ち受ける悲しい未来を少しでも明るくしたい、皆を守れる強さが欲しい、どうか…どうか、強い個性をくださいチート級のオールマイトのようないや出来ればそれ以上の力を…』
貴『今自分に出来ることは考える事外の音を聴くこと手足を少し動かすと……あと背中に何か生えてるような気がするのでそれを動かす事…個性は遺伝するらしいからきっとホークスのような翼があるのかもしれない』
それから数が月罵声や虐待する音を実際には聞いていることしか出来ない日々を過した
そんなある日
デレビから父が捕まったという内容のニュースが流れてきた
母「…そんな、どうしよう…どうしよう」
母は動揺してブツブツとつぶやきへたりこんでいるようだった
貴『あぁ…遂にこの日が来たか』
そして扉が開く音が聞こえた
母「あん人…捕まっちゃったって…」
啓悟「え」
母「どうしよう啓悟……車ば盗んで、逃げて…そんで……捕まっちゃったって…」
母「…………エンデヴァーに」
貴『今頃ホークスはエンデヴァーに更なる憧れを抱いてるんだろうな…』
母「逃げんと」
母「はよ、逃げんと…家出る準備せんと」
そうして次の日になった
啓悟「ケーサツ、行こ?もうすぐ寒くなってくるけん、お腹ん中の赤ちゃん心配たい」