第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
意識が戻ると水の中を沈んでいる感覚がした
どんどん沈んでいく。
貴『これが三途の川ってやかな?…やっぱり私は死んだね……』
いつまでもいつまでも沈んでいく。
そうしているうちにすっと眠りについた…
ドォン、ドォンという音と衝撃でで目が覚めた
貴『ここはどこ?生暖かい水の中?なのに苦しくない…お腹の中?生まれ変わったのかな?』
外から衝撃と共に女の人の声が聞こえてきた
母?「産まれてくんでねぇ、産まれてくんでねぇ」
貴『……あぁ次の人生も生きづらそうだ…そもそも生まれられるのか?生まれない方がいいかも…って何で意識あるんだ?前世?の記憶も…』
怒っている男の人の声も聞こえてきた
父?「また、ガキばこさえよって病院で下ろすことも出来ねえのにどうすんだ?一匹でもうっとおしいのに…クソッ」
男の子?「やめて、お母さん赤ちゃん死んでまう!」
父「うるせ黙れ」ドカ、ガシャン
男の子?「うっ…でも」
父?「…お前もやめろ死んだら死んだで面倒だろうが!!」
父「邪魔だどけ、どっか行ってろ」ドカン
男の子「…ごめんなさい」
貴『…あぁ最悪だ、男の子?兄になるのかな?は大丈夫だろうか?怪我してませんように』
聞き耳を立てることしか出来ないので外の音を聞いていて驚いた、おそらくテレビのニュースの音が聞こえてきてそとこではヒーローの活躍や個性についてなどが語られていた。
貴『えっ!?うそ…もしかして、ヒロアカの世界!?そんなありえないそんな夢小説みたいな事って!?』
暫くして
父「啓悟ォ」バキ
貴『あぁ…またやられてる可哀想な私のお兄さん早く産まれてある程度動いたり喋ったりできるようになったらこんなろくでもない親警察につきだしてやる…って、えっ!?』
貴『啓悟って確かホークスの本名…いやまさか』
父「街に、なんばしに行た!?バレんと思ったか小賢しい!?」
貴『このセリフ…もしかして』
父「なんしに行った!?あ!?俺ば売りに行ったか!?誰に売った!?バレんと思ったか!?」
貴『うそ…』
啓悟?「羽が…ピリピリして…」
啓悟?「街で何かあったと思って…でもおさまったけん途中で帰ったったい、誰にも見られとらん」
貴『ホークスがお兄ちゃんになるって事!?』