第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
ホークスは急いで数を数えて、全速力で雪だるまの元に戻る
兄さんが雪だるまの在処を知らせる為に上空に羽を残していった、私はそれにそっと近付いて木に隠れながら雪だるまを探す…
貴『えっ!?ない…』
そして、雪だるまを守ってると予想していた動見さんもいない
貴『まさか!?』
貴『どっかに隠してる?先に着いた兄さんが壊せなかったって事は…凄く小さいとか?セコ〜それに動見さんいないし、雪だるま壊しに行ってる?さっき翔乃さんが兄さんおかっけてったし私達の雪だるまは普通の大きさだから直ぐにバレちゃう』
翔乃「動見さんこっちだ〜」
と遠くの方から聞こえてきたと同時に歌田さんの合図があった
貴『雪だるま見つかっちゃたか?』
ホークス「雪だるまは壊させへん!」
兄さんと私もお互いに羽を渡してるので声が聞こえて来る
翔乃「なっ!雪だるま持って逃げるな!」
ホークス「雪だるま動かしちゃダメ何て言ってなか!」
翔乃「くっ」
翔乃のさんの音波と歌田さんの歌が飛び交っている…
カオスだ…
貴「早く雪だるま見つけなきゃ!」
2人ともあっち側にいるなら隠れる必要ないし
貴「どこだ〜」
木の上や下、背の低い木の影などを探し回る…
貴「ぐぬぬ、ない」
向こうは歌田さんが雪玉ぶつけられて、数を数えたが雪だるまは遥か彼方だ
歌田さん「雪だるま遠いい〜」
散々探し回り、ようやく見つけた
木の上枝の影になっている所に木の洞がありその中に2~3cmの雪だるまがあった…せこいぞ
貴「雪だるまあった〜えい!!」
雪だるまを壊し笛を吹く
ピーーー
試合終了
貴「雪だるま壊した〜!私達の勝ち〜」
林の入口に集まり
ホークス「ナイスみゆき!!凄かね!」
貴「お兄ちゃんも雪だるま守ってくれてありがとう、お兄ちゃんも歌田さんも凄かね~」
歌田「いや〜2人とも凄いな〜」
ホークス「歌田さんも歌凄かったけん」
翔乃「動見さん何してたんですか?」
動見「いや〜すまない、雪に足取られて思うように動けなかった、だははは」
翔乃「は〜、ほらさっさと帰るぞ」
貴・ホークス「もう少し…」