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【ヒロアカ】ホークスとスワロー

第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編


数年後の冬

最近兄さんは訓練から傷を付けて帰って来ることが多くなってきた…それに訓練内容を話してくれなくなってきた

公安の奴らめ、マジでなにしてんの?

今度隙を見て抜け出せたらこっそり覗こう…
羽でこっそり盗聴しようとしたけど、何故か兄さんにはバレるのだ

因み兄さんは私が羽で声を聞き取れる事は知っていて、これ以上訓練厳しくなったら大変だから、内緒にしてとお願いしておいた

公安は感知の訓練を初めさせ、何となくなら音は拾えるようになったと思っている

貴「お兄ちゃん、大丈夫と?」

ホークス「これくらい平気たい」

貴「私がおまじないしてあげるね」

ホークス「うん、お願いすると」

貴「痛いの痛いの飛んでいけ〜」

と少しでも気持ちだけでも痛みが和らげばいいなと思いながら、翼で包み込むようにして
謎のおまじないをする

ホークス「お〜、ありがとうみゆき痛くなくなってきたとよ」

貴『兄さんは本当に優しいな〜』

ホークス「みゆきがおまじないすると、本当に痛くなくなるけん、不思議やね」

気持ちの問題なんだろうけど、そう言えば昔(前世)やって貰った時、不思議と痛みが和らいだ気がしたような
プラシーボ効果的な?


ある日、朝起きると翼にビリッと電気が走ったような痛みが走った

貴「いて…静電気かな?」

その後特に気にすることも無く、着替えて歌田さんの元へ向かう

貴「おはよぉー歌田さん」

歌田「あら、おはよぉー」

歌田「朝の準備終わったら、一緒に食堂行こっか」

貴「はーい」

その日の午後訓練の為部屋を移動していると、遠くから怒鳴り声がき終えてきた

私は耳がいい…いや、正確に言うと羽だ羽を飛ばしてなくっても翼が音を拾う

貴「誰かが怒られとる…」

歌田「えっ、本当?何も聞こえないけど?」

ばっと、翼を広げるとその音はより鮮明に聞こえる
カモフラージュに耳にも手を当てておく

…………

翔乃「集中しなさい、ホークス」

ホークス「はい!」

…………

貴「…お兄ちゃん?」

何となく、嫌な予感がして声のする方へ急いで飛んで行った…
歌田さんが止めるのも聞かずに
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