第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
貴・歌田「せーの、ハッピバースデートゥーユー•*¨*•.¸¸♬︎ハッピバースデーディア啓悟〜ハッピバースデートゥーユー♪」
啓悟「えっ!?」
歌田「ウフフ、実はねみゆきちゃんがどうしても名前知りたいって言うから…本当はダメなんだけど…この事は内緒よ」
歌田さんは少し困った顔をしながら口に指を当てながら笑っていた
啓悟「はい…わか…り、まし、た…」
そう言いながら兄さんはポロポロと涙を流し泣き出ししゃがみこんでしまった
啓悟「っう…う…くっ…ひっ…」
貴『しまった…泣かせてしまった、嫌な事思い出させてしまっただろうか?それとも…嬉し涙?…どうしよう』
貴「啓悟お兄ちゃん、大丈夫と?」
兄さんをぎゅっと抱きしめ背中を擦る
歌田「あらあら、ホークス…啓悟君どうしたの?」
啓悟「何でもなか…大丈夫たい…嬉しかっただけたい…みゆきっ俺もみゆきん事大好きやよ…」
ぎゅっと抱きしめ返してくれる
啓悟「みゆき産まれて来てくれてありがとう…今日俺が言うのも変やけどね…」
ニッコリ笑いながら兄さんは顔をあげる
貴『うっ…やばい、泣きそう……』
歌田「…誕生日はね、産まれ来てくれてありがとうって言う日なのよ…だから…」
貴「…啓悟お兄ちゃん、啓悟お兄ちゃんも…産まれて来てくれてありがとう!」
そう、笑顔でこたえた…
この時私は心から兄妹になれた気がした、前世の記憶のせいか、何処か線を引いていた気がする、でも今は…これからはそんな事どうだっていい、兄さんが幸せになってくれるなら、笑ってくれるなら、私は…