第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
兄さんの手を引きながら歩く兄さんは私の歩幅に合わせてゆっくりと歩いてくれる
部屋の前につき
貴「にーに、め〜瞑って」
ホークス「ん?わかったと」
そう言ってそっと目を瞑る
そのまま手を引き部屋に導くそして…
貴「目あけていいとよ」
目をあけると、飾り付けされた部屋が広がっていた
ホークス「……!?すごか…これ、みゆきが作ったと?」
貴「うん!うたらさんと作ったとよ!」
ホークス「…ウレシカ…嬉しかよみゆき…ありがと」
そう言って兄さんは私を包み込むように羽と腕で抱きしめた、その時の兄さんは少し涙ぐんでいて、その顔が見えないようにするためか私の肩に顔を押し付けるようにしていた…
そんな兄さんの涙を気づかない振りしてぎゅっと抱きしめる
貴『…喜んでくれて良かった』
貴「…にーにあのね、にーに、にプレゼントがあるとよ」
ホークス「…プレゼント?」
貴「うん!はい、どーぞ」
そう言って、にーにだいすきと書いてあるホークスとエンデヴァーの絵を渡した
正直あんまり上手く描けなかったし、大好きとか少し恥ずかしいが、そんな事を言うのは野暮というものだ…が伝わらないと悲しいので補足しておこう…
貴「にーにとエンデヴァー描いたと、にーにだいすきやよ、いつもみゆきといてくれてありがと〜」
ホークス「…うん、ありがと〜みゆきばり嬉しか!」
そう言いながら頭をワシワシと撫でてくれた
貴「ウフフ…あとねケーキもあるとよ一緒に食べよ」
ホークス「うん!食べよ!」
歌田「…うん!食べようね今ロウソクに火付けるからお部屋の電気消してくれる?」
そう言ってエンデヴァー型のロウソクに火をつける
貴「はーい!にーには座っとてね!」
ホークス「わかったと」
そして電気を消し小声で歌田に聞く
貴「うたらさんにーにの名前呼んで…歌ってよか?」
歌田「…うん!今だけね」
貴「…うん!」