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あなたなら誰を選びますか

第8章 赤羽業


NO side

2年バレー部は集まってみんなで遊んでいた

「ゆいなは今頃東京かぁ」

「久しぶりの休みだし楽しんでるだろうねぇ」

「校舎の手入れに参加できない日が多かった言うとったもんな、校舎の手入れしとるんちゃうか?」

「あー確か明日校舎の手入れしてから帰ってくるって言ってたし今日は普通に遊んでんじゃない?」

復縁したしどうせ彼氏といるのだろうとわかってはいるけど角名も銀も口には出さなかった
それは彼らなりの気遣いだった

「お土産は東京バナナ頼んだんや」

「何ちゃっかり頼んでんねん!俺もそれにしよっと」

「はぁ?パクんなや!」

(振られたショック大きいと思ってたのに大丈夫そうじゃん)
(なんや、思ったより元気そうやな)

「2人ともゆいなのこともう好きじゃないの?」

「はぁ?好きに決まっとるやん」

「でもゆいなの幸せそうな顔みたら何も言えんくなってもうたわ」

「そうやな!幸せそうやもんな!応援したなるよな!」

「そうや!俺らは応援する決めたんや!」

角名はインスタをひらくとゆいながストーリーを更新してることに気がついた

「どうしたん?」

「あ、ゆいながストーリーあげてたから珍しいなって」

「まじ?見せてや」

みんなで角名のスマホを覗き込むと

カルマとデートしているストーリーだった

「はぁ?デートなん?ちゅーか距離近ない?離れろや!」

「ゆいなに触れんなや」

(さっき応援するって言ってたくせに)
(さっきと言うとることちゃうやん)
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