第8章 赤羽業
「じゃあ…覚悟できてる?」
「ん…たぶん…」
「初めて?」
「ん、笑う?」
「笑うわけない、初めてが俺で嬉しいし俺も初めてだし」
「ほ、ほんと?」
経験あると思ってた
「うん、だから一緒に頑張ろ」
「うん」
私はカルマをだきしめた
カルマはゆっくり私の後頭部に手を回して
キスをしながらゆっくり倒れた
いつの間にか視界にはカルマと天井しかなくて
チュ…チュ…
ビッチ先生仕込みのキスはとろけるように深く甘くて
「ん…ふ……//」
声が思わず出てしまう
カルマの手は優しくて暖かくて
触れられるたびに体が熱くなる
着ていたものは脱がされて羞恥心が強くなる
チュッ…
体の至る所にキスを落とされて
「…かるま…無理恥ずかしい」
「かっわいい」
抱きしめてきた
グリッ
「!!」
私になにかかたいものが押し当てられる
「なんか…当たって、る」
「ゆいながかわいいからこんなになっちゃったぁ、ねぇはやく一回イこうか」
ニヤッと笑う彼にドキッとしてたら
すぐに私の余裕はなくなった
「ん…あぁ…やら…それっ//」
恥ずかしさと気持ちよさが混ざって複雑な気持ちが入り混じる
「〜〜っ//」
絶頂に達すると私の中に入れていた指を取り出し
ペロッと舐めた
「きたなっい…」
「えー?どこが?綺麗だよ。今から挿れるけど大丈夫?嫌ならやめとく?」
「やめない、で…」
まだ終わってほしくないそんな気持ちになった
「うん」
カルマはニコッと笑ってゆっくり私の頭を撫でてキスをした
「いくよ」
ズプッと中に入ってくるのがわかる
「あっ…うぁ…//」
「指の時もそうだったけど中好きだね、初めてなのにこんなに感じちゃって…えっちだね」
耳元でつぶやいてきて
ゾクゾクゾクッと私の体は大きく反応した
ゆっくりと腰を動かしてくる
そのたびに私は快楽に溺れた
「あっ…きもちっ…ん…ふ…っ//」
「口押さえないの、俺に聞かせてよゆいなの声」
両手をカルマに掴まれて動くスピードをはやくするから
声が大きく響き渡る
「らめ…もぅ…むりぃ……アッ…//」
「もっと…俺に溺れてよ…っ//」
カルマのその顔に幸せを感じる
「イッちゃ…ぅ…//」
「俺も…むりっ…くっ…//」