第1章 始まり
引っ越しが決まっていた私は殺せんせーとバレー観戦に来ていた
「なんで?」
「ほら来ました!稲荷崎高校!どうですか?兵庫のバレーボール、排球部の強豪校です、君の洞察力はクラス1優れています、その刃を上手く活用するためにマネージャーなんてどうでしょうか」
兵庫の高校を何件も紹介してもらったけど
どれもイマイチだった私
殺せんせーは一生懸命探してくれた結果
バレー観戦にしたのかな、?
「バレーなんてわからないよ、、」
わからなかった
それでも試合を見て引き込まれた
「どうでしたか?」
「最高だった。うまく言葉にできないけどすごくて…引き込まれた!!興味が湧いた、この高校のこともっと知りたい」
そう思うようになって
殺せんせーは待ってましたと言わんばかり輝いた目をしていた
それからその高校に何度かお邪魔した
もちろんバレー部の練習を近くで見た
「ゆいなさんどうですか?」
「ここにする。ここがいい、わたしでもいける?」
「もちろんです、学力は何も問題ありません」
「ほな来年待っとるで」
「はい!」