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あなたがたった一度の恋でした【鬼滅の刃】

第45章 私たちただの先輩と後輩という立場なんですよ!










部屋の前まで来ると少し緊張してきた。



(入ります)



深呼吸して私は用意された部屋に入ると、すでにお風呂からあがっていた浴衣姿の煉獄さんが部屋でお茶を飲みながらくつろいでいた。







なぜ同じ部屋なのかというと、あの時、私たちが同室にすることにして一部屋だけ借りることにし、もう一部屋をその人に譲ったから。

仲居さんも、その人も感謝して何度もお礼を言ってくれて。

大したこともしてないのにそんなことをされるとかえって萎縮してしまうけど、嫌な気はしなかった。
























「遅かったな。喉が乾いただろ?仲居さんが煎れてくれたお茶を飲むといい」

「はい。いただきます」



私は煉獄さんの向かい側に座ってお茶を一口含んだ。

任務中とはまた違う、お風呂上がりの喉の乾きが潤っていく。

一息つくと、心から落ち着けた。














◆◆◆◆◆



≡大正コソコソ噂話≡


乳押さえ=現在のブラジャーのようなもの

きちんと歴史を調べたわけではなく、ネットで少し検索したぐらいの知識なので史実とは違うかもしれませんが、そこは生暖かく読んでください(><)





桜花
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