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【コナン裏夢】Rivale【赤井秀一・降谷零】

第8章 脱出 ★


降:「ジンは、勝手な行動が許されているとはいえ、RUMを裏切れません」

赤:「そうだな」

降:「これを利用します。ジンにRUMから彼女へ任務指示が出ている事実を突きつけます。RUM直下になったミアを拘束し続けることは、さすがのジンもできません」

赤:「一時凌ぎでは?それだけでは、NOCの疑いは晴れないだろう?」

降:「ええ。時間稼ぎです。違法作業をするための」

赤:「ホォ…」

降:「まず遺体処理をしていたのは、全て僕だったと伝えます。これは、真実です。相手を騙すには、少しだけ真実を混ぜると、信憑性が増しますからね。そして、僕はミアの代わりに拘束されます」

赤:「何?!」

赤井が驚きの声を上げたが、僕は無視した。

降:「赤井…貴方を見込んでの依頼です」

僕は一旦、言葉を切る。
僕自身の中で、この依頼を彼にすること自体に迷いは残っている。
しかし、僕は決断した。

(今、優先すべきはミアを救出すること。そして、組織壊滅だ)

降:「僕が拘束されている間、僕の部下を貴方に預けます。この後、僕は風見にターゲットたちの遺体が発見された事実を偽装する指示を出しておきます。もちろん、遺体発見の事実が一度に全て出ては、疑念は晴れません。発見される時期についても、過去も含めて偽装させます。なので、少し長期戦になると思います。その進捗管理を貴方に託します」

赤:「なるほど」
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