第3章 【本編11章:おこちゃまパニックより】夜は明けない

そして悟は私の全身を啄むように口付けていく。おでこ、目の下、唇を何度か重ねて、そして首元、鎖骨胸の間、胸、お腹と徐々に唇は下に下がっていく。

そして悟は子宮あたりでぴたりと止まって先程とは違い優しくねっとりとした口付けをした。

「女の子がいいな、にそっくりな。」

「………私は悟にそっくりな男の子がいいな。」

「そっか、でも僕的には目はに似てそれ以外は僕に似てても嬉しいかな。僕たちの子供だって感じがしてすごくいいと思わない？」

悟と私の子供…なんだか想像しただけで胸がソワソワしてドクンと高鳴る。悟の指先が私のお腹をそっとなぞっていく。そして胸元へたどり着くと下から持ち上げるように私の胸を揉む。

「あー、でも赤ちゃんできたらここは僕だけのものじゃなくなっちゃうのかー。」

「えっ、」

そして指と同時にもう片方の胸へ顔を寄せる悟。胸を揉んでいた指が私の乳首をキュッと摘んだ。

「あっ……」

「僕だけのもののうちにいっぱい堪能しておかないとね。」

悟は寄せていた顔をもっと近づけて私の乳首に吸い付く。指と唇同時に責められしまった私は声を我慢することなんてできるはずもなく熱い吐息と共にいやらしい声が漏れる。

「あっ……さと、るっ…っ……んっ…」

「気持ちいいね？…ほら、下も触ってあげる。」