• テキストサイズ

純愛こそ、呪い。〈 呪術廻戦 〉

第7章 君が私の煇。Ⅱ




「一緒に……悩みたかった」

「ごめんね」

「傑は、私に気を遣いすぎ」

「ごめん」

「これからは……そう言う話しでもして。
痩せてく傑を見るのも、そんな事で悩んで
苦しんでる傑を見るのも辛い」

「………ありがとう、雪奈。
今日は、もう寝よう。続きは明日だ」


話を切り上げたかったのか
急かされベッドにまた連れて行かれた。

いつも通り子供の様に寝かされる。


「おやすみ、雪奈」

「……傑、1つだけいい?」

「おや?おやすみって言ったんだけどな。
いいよ、何かな?」

「傑は……どうしたい?」

「私?………どうしたいんだろうね」


傑もそれで悩んでいるのだろう。
酷な事を聞いてしまった。


「……ごめん、おやすみ」

「いいんだ、ありがとう、聞いてくれて」


お互いに少し気まずいまま
その日は眠りについた。

/ 114ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp