第5章 犬、時々虎。Ⅱ
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「……っ、ん、…」
舌を絡まれるとどうしたらいいか分からない。
息をしようとすると、声が
漏れてしまって最高に恥ずかしい。
何回かしていると突然私を引き離した。
「……やべえ、可愛い」
キュンです、ってコレを言うのかもしれない。
いつも聞いてる声よりも少し色気のある
余裕のない様な声だった。
「しつこいかもだけど、本当にいい?
雪奈のそんな声聞いてたら
俺多分ひどい事しちゃうかもしれない」
「本当しつこいね、今更じゃん」
服は少しずつ剥がされ
悠仁は壊れ物を触る様だった。
最高に恥ずかしくて涙が出そう。
自分でも触らない、下を触られた時に
びっくりして声を上げた。
「、あッ」
「………フー、雪奈、それ反則」
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