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純愛こそ、呪い。〈 呪術廻戦 〉

第5章 犬、時々虎。Ⅱ




部屋に入ったけど、終始無言。
悠仁は正座してるし私は落ち着かなくて
座らず部屋をうろうろ歩いていた。


「……雪奈、隣、座って」

「うっ、うん………失礼します」


言われるがまま、隣に座る。
悠仁の緊張が伝染して、私も正座。
膝に置いていた手を繋がれた。


「ごめん、俺やましい事カンガエテマス」

「すごいカタコト」

「だからさ、嫌なら殴って。
じゃなきゃ俺止まらねえかも」

「……嫌じゃないけど、初めてだから
緊張……シテマス………」


またしても伝染して私もカタコト。
その様子を見た悠仁はいつもの
優しい顔で微笑んだ。


「じゃあ、一緒だ」


そう言って、悠仁から噛み付く様な
キスをされた。

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