第9章 さしすと恋愛相関図。
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「やあ、お嬢さん達。今日はどうしたの?」
キラキラとした笑顔の傑が私たちを迎える。
部屋の番人は……桃鉄してるな。
「雪奈が合コンしたいって、だから連れてきた」
「話が飛躍し過ぎてる、したいのは恋愛」
「「は?」」
悟と傑の声が重なって耳に入る。
信じられないと言う顔をしてて、笑える。
「雪奈……私と言うものがありながら…」
「私、傑と付き合ってた記憶ないんだが?」
「俺とは遊びだったのかよ……?」
「ボンビー付けて何言ってんだ出直せ」
「は?……あ!?何で付いたんだ!?」
「さっきコンピュータに付けられてたよ」
ケタケタと笑いながら、硝子はタバコに火をつける。
恋愛とかアホくさくなるくらい、自由だ。
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