第9章 さしすと恋愛相関図。
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「あ、ショーコ!俺の部屋で吸うなよ!」
「いーじゃん、そんな事言って灰皿あるし」
「は?……傑、置いたろ」
「雪奈と硝子が来るって聞いたからね、気が効くだろ?」
「俺にも気ぃ遣えよ!」
ギャンギャンと吠える悟。
そんなもの関係ないといつも通りタバコを吸う硝子に
いつもの、少しだけ胡散臭い笑顔で微笑む傑。
私が入る隙間マジで無くない?
「………雪奈、どうした?具合悪い?」
「いや……私が3人に入る隙間無さすぎる」
「そんな事ない、私の唯一無二の親友だし。
こんな奴らも世の中の男も見限って私と一緒にならない?」
「硝子が優しすぎる」
「いや、本気で」
硝子が真っ直ぐと私の事を見つめてくる。
余りにも突然過ぎて、なんだか照れてしまう。
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