第3章 ヒミツの保健室(北条蓮)※微エロ
「あっあなたねぇ!大人をからかうのも、大概にしなさいよ!?」
高校生のキスにドキドキしてしまったことを隠すように
つい、キツめの口調で叱りつけてしまう
「なら俺を殴るなりして、抵抗すれば良かったじゃん。本当は気持ちよかったんでしょ♡」
「う…」
「ほーら、図星。続き、しよっか?」
北条くんが胸に手をかけた所で授業を終えるチャイムが鳴った
「あー、俺、次は数学だから行くわ。今日みたいなこと、またシようね?合言葉は『頭痛いから休ませて』じゃあね」
ひらひらと手を振り北条くんは保健室を後にした
その日の夜、中途半端に興奮させられた私は
フラストレーションを発散させるために
1人でシたことは、北条くんには内緒
それにしても気持ちよかったなぁ…
あんな風にキスをしたのは、いつぶりだろう
これはちょっぴり、期待しても良いのかな
そんな事を思いながら私は眠りについた