第3章 ヒミツの保健室(北条蓮)※微エロ
小さな寝息を立てて眠る北条くん
端正な顔に、サラサラの髪、スラッとした体型…
まるで御伽噺に出てくる王子様みたい…
生意気に、香水なんてつけちゃって
私が寝顔に見蕩れていると北条くんが目をパチっと覚ます
「おはよ♡俺の寝顔見てたんだ。先生のえっち♡」
「ちがっ…様子を見に来ただけよ!」
「うそ、見蕩れてた癖に♡」
北条くんの薄い唇がきゅっと上がってクスクスと笑う
笑った顔もかっこいいなぁ…なんて思ってる場合じゃなくて!
「それより、あなたキャラ変わってない?さっきとは大違いなんだけど」
「あー…真面目にしてた方が教師ウケいいのは当たり前っしょ?先生だって、俺がもっと不真面目な奴だったら『どうせ仮病』って追い返したかもしれないでしょ?」
「そんな事は…」
「ま、どうでもいいんだけどさ。先生、ここ座ってよ」
北条くんに言われるままベッドに座る
年頃の男子高校生と女が2人きり
このまま何かが始まってもおかしくないシチュエーションに
心臓がドキドキする
「…きゃっ!」
その瞬間、北条くんに抱き寄せられ端正な顔が目の前にある
この上ないドキドキに、心臓が破裂しそう
北条くんは耳元でこう囁く
「知ってる?先生は俺たちの間でエロいって噂だぜ?彼女にしたいって言ってる奴もいるくらいだ。だから、俺が先生を貰いに来た♡」
「…っ!多感な年頃だから女に飢えてるだけでしょ?学年にだって可愛い子いっぱいいるじゃ…むぐっ」
全てを言い終える前に唇をキスで塞がれる
舌が侵入してきて、口腔内を犯される
くちゅくちゅという音が、より気分を高揚させる