第2章 いざ、ナイトレイブンカレッジへ!
闇の鏡の前に立つ
うわぁ…緊張するー
絶対オクタヴィネル寮だと思うけど一応ね?
闇の鏡「汝の名を告げよ。」
『アリアです。』
闇の鏡「汝の魂のかたちは…慈悲の心を持ち、
従順に従うその身、他者の能力に関心を持ちし者。
よってオクタヴィネル寮がふさわしい」
はい、知ってましたー
だって人魚だもん…
闇の鏡の前から退いて私はアズールくんの傍に行った
アズール「やはりそうでしたね。」
『逆に海の魔女じゃなかったら他になんなのさ…』
アズール「あなたの容姿的にポムフィオーレ寮じゃないですか?」
『そっか…。
え、ジェイドくんやフロイドくんもオクタヴィネル?』
そう聞くと
アズールくんはそうですよと返してきた
じゃあ多分四人でずっと過ごしてるだろうなぁ…
そう思っていた
アズールくんと話をしていると寮分けが終わった
そう言えば学園長どこいった?
式の最中に抜け出すとかありなの?
アズール「新入生の皆さん。
この度は入学おめでとうございます!
皆さんが充実した学園生活を送れるよう
オクタヴィネル寮寮長として
精一杯サポートさせていただきますよ。
アリアもサポートしますので。」
『いやいや…なんで新入生の私がサポートする側なの…
まぁ、するけどさ。』
ヴィル「それにしても
学園長はどこに行っちゃったのかしら?
式の途中で飛び出して行っちゃったけど…」
うわぁ…この人めちゃくちゃ肌綺麗…
それに容姿もめちゃくちゃ綺麗じゃん…
この人がポムフィオーレ寮寮長かな?
まぁあんまジロジロ見ると変な人だと思われるから
見るのやめとくけども!
イデア「職務放棄…」
カリム「腹でも痛めたんじゃないか?」
いや、案外ドジ説?
お腹痛めたから猛ダッシュでトイレに行ったの?
めちゃくちゃかっこ悪いけど?それはそれで。
するとドアが勢いよく開かれた。
クロウリー「違いますよ!
まったくもう。新入生が1人足りないので
探しに行っていたんです。」
学園長何持ってんの…
動物かな?
陸でしか見かけない動物だよねきっと
興味あるー!
それ飼育させてくれないかな?飼育して研究を…
ふふふふふふ…
おっと失礼、私の中の悪魔が。
『ね、アズールくん。後で魔法薬作ろ?』
アズール「もちろん。」