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唐突ですが、僕と結婚してください

第2章 いざ、ナイトレイブンカレッジへ!


ハッと思ってジェイドくんを見つめた

ジェイドくんは少し驚いた顔をして私を見ていた

待って…

凝視できない…!

今までジェイドくんを

凝視できないなんて思ったことがない

何か言ってよ…恥ずかしい…!


『あ、あの…ジェイドくん…?』

ジェイド「ハッ…すみません…
あまりに驚いてしまって…」

『いや君が言ったんでしょうに…』

ジェイド「よろしいんですか?」

『何度も言わせないで。』


もう一度言ったことには責任取れない

ジェイドくんのことそんな風に見たことはない

もちろん、アズールくんとフロイドくんも同じ

私はまだ恋愛をしたことがない

珊瑚の海では成人したら結婚する人が多い

独り身の人魚はあまりいないことが多い

だから学生のうちに婚約者がいたりするけど

そういうの気にするんだね!?


ジェイド「一つ誤解されてるようですが
僕は別に独り身の人魚になりたくないから
プロポーズしてるわけではありませんよ?」

『え、なにか企んでるとか…?』

ジェイド「まさか。僕はあなたと初めて対面してから
ずっと好きだったんですよ?」


知らなかった…

その時ジェイドくんが私を抱き締めてきた

待って…

今まで抱き締められたことはあったけど

意識した途端

どうすればいいか分からなくて混乱する


ジェイド「アリアのこと好きですよ。」


耳元で囁かれてビクッと反応した

ジェイドくんは私の頭を撫でた

こんなことされたのは初めてじゃないのに…

心臓がドキドキうるさくて

ジェイドくんに聞こえてしまうんじゃないかってくらい


ジェイド「アリア?」

『あ…な、なに…?ジェイドくん…////』


今顔めちゃくちゃ熱い…

ジェイドくんの顔…まともに見れない…!

その時ジェイドくんの手が私の頬に触れた

そのまま視線を合わせられる

え…?

気づけばジェイドくんと私はキスをしていた

離されてからジェイドくんと見つめ合った


『ジェイドくん…?』

ジェイド「呼び捨てでお願いします。
二人きりの時だけでもいいので。」

『えと……ジェ、ジェイド…?』

ジェイド「ふふふ。いい子ですね。」


ジェイドくんの笑顔に

私はまた顔を見れないと思ってしまう

そんなこんなで急遽

ジェイドくんの彼女になりました←
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