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唐突ですが、僕と結婚してください

第2章 いざ、ナイトレイブンカレッジへ!


しばらく抱き締め合っていると

ジェイドくんがそろそろお休みになられますか?と

聞いてきた

明日から学校に行かなくてはいけない

早めに寝ておいた方がいいかも…


『寝ようかな。』

ジェイド「おやすみなさい。」


私が離れようとした

するとジェイドくんに後ろから抱き締められた

ん?

これじゃあ部屋に行けないのだけど…


『ジェイド?部屋に戻れないよ?』

ジェイド「そうですね。」


…………

もしかしてまだ一緒にいたいとか…?

ジェイドくんにこんな一面があるとは思わなかった…


ジェイド「一緒に寝ませんか?」

『え!?』

ジェイド「小さい時はよく一緒に寝たではないですか。」


確かに小さい時はよく泊まりに来てくれて

一緒に寝たことはあるけどさ

それは小さい時の話で今は……


『部屋着に着替えてくるから待ってて。』

ジェイド「すみませんね。僕のワガママなのに。」

『小さい時からそのワガママに振り回されてるから慣れたよ。』

ジェイド「ふふふ。」


とりあえずジェイドくんの部屋を出て

自分の部屋に入った

急いで式典服を脱いで部屋着に着替えた

荷物はいつ届いたのか知らないけど

なんか置いてあった

そのまま部屋を出てジェイドくんの部屋に戻ってきた

入った瞬間抱きしめられた


『ジェイド?どうしたの?』

ジェイド「なんでもございませんよ。
寝ましょうか。」

『?変なジェイド〜』


ベッドの布団の中へ潜り込むと

後からジェイドくんが入ってくる

私はジェイドくんに背を向けていたため

そのまま後ろから抱き締められる

入ったのはいいけど…心臓がドキドキしてて

寝れない!!


ジェイド「アリア起きてます?」

『うん、起きてるけど…』

ジェイド「こちらを向かれては?」


無理無理!!

ジェイドくんの顔をまともに見れる気がしない

余計寝付けなくなる!!

だけど強引に体の向きを変えられてしまった

向かい合ってから抱き締められる

温かくてジェイドくんの匂いがする

私よりも大きい体で優しく包み込まれる

そのまま頭を撫でられているとウトウトしてきた


ジェイド「おやすみなさい、アリア。」


ジェイドくんの優しげな笑みを見ながら

私は眠りに落ちたのだった
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