第2章 いざ、ナイトレイブンカレッジへ!
抱き締められてからアズールくんの一言で離された
せっかく四人揃ったのに…
もっと嬉しそうな顔してもよくない?
このツンデレアズールくんめ〜!!
アズール「あなたの部屋ですが…
ここはジェイドの部屋なのでこの向かいの部屋です。」
『おぉ、お向かいさん!』
ジェイド「ふふふ。そうですね。」
フロイド「俺はジェイドの部屋の隣なんだ〜!」
ちなみにアズールくんの部屋はその隣のでかい部屋
アズールくんだけ奥の部屋だから広いんだよ
寮長の権利なんだろうけどね…
アズール「今夜は早く寝なさい。」
『はぁい、アズールママ〜』
アズール「僕はあなたの母じゃありませんよ。」
マジレスされた…
のってくれてもよくない?
不満げに頬を膨らめた
するとアズールくんは僕は部屋に戻りますと言って去った
フロイドくんも俺も〜!と言って去っていった
ジェイドくんと二人きりになった…
ジェイド「アリア。あの日の約束覚えてます?」
『あの日…?あ…』
そう言えば別れ際に
私が入学できたら言いたいことあるって言ってたな
すっかり忘れてた←
ジェイド「言いたいことということですが…」
『うん。なに?』
ジェイド「一度しか言いませんので
よく聞いてくださいね。
唐突ですが、卒業したら僕と結婚してください。」
『………えぇぇぇぇぇぇ!?』
え、結婚ってさ…
あの夫婦になるってことだよね!?
その後の人生を任せることになるんだよね!?
え…
私、ジェイドくんと付き合ってないのにいきなり!?
『あの、ジェイドくん…?
私とジェイドくんは付き合ったことないよね?』
ジェイド「そうですね。
やはり、ダメですか……?」
うっ…なにそのしゅんとした顔
その顔されたら断れない…!
ジェイドくんは今までずっと
私とアズールくんを守ってくれていた
そしてジェイドくんは私に優しくしてくれている
ジェイドくんなら安心して任せられるけど…でも…
子供…とか…////
やっ、やっぱ無理無理!!
『あ、あの…ジェイドくん…』
ジェイド「はい。」
『それなら…私と、1回…付き合ってみる?』
何言ってんだーー!!!
私のバカー!!!
ジェイドくんと私が!?
無理無理無理!
こんなイケメンが彼氏とか私不釣り合い!