第4章 記憶
____私には幼い頃の記憶がない……
____覚えているのは、初めてパパにあった頃から……
____私は本当の両親を知らない……
____私は生まれて来て良かったの……?
____私は忍として多くの命を奪った……
____私は時に自分が分からなくなる……
____私は里のためなら死んでもいい……
____むしろソレが私の願い……
____なのに現実は大事な人が死に……
____生きる価値のない私が護られ生きている……
____私はただ死を望む……
____もう誰も私を護らず済むように……
____もう誰が私のために死なないように……
____もう私が誰も愛さなくて済むように……