第75章 紅の修学旅行 恋紅編1
貴方side(新一 告白編)
紅葉「あぁ…あの剣道小僧なら、ウチと同じクラスです…」
貴「そうなんですか…」
園子「ちょっとちょっと!怜花が、自分から男の名前出して聞くとか初めてじゃない?!誰よ、沖田総司君って」ボソ
蘭「う、うん。この前、服部君の応援で剣道大会で会った人。沖田君、なんか怜花に惚れてたみたいだったのは見たけど…」ボソ
世良「ライバルか、頑張れ工藤君!」ボソ
新一「うるせ…(…まさか、沖田に気があるのか…?)」焦
紅葉「…まぁ、立ち話もなんでしょうからあの店で話しましょう?」
貴「そうですね」
紅葉さんに店に誘われ、移動しようとしたら…
?「天狗やー!!」
貴「!?」
その声で立ち止まる、木屋町通に天狗が出たと大声でおじさんが叫んでいた。
貴「新一!」
新一が走って行く為、私達も追いかける。
★★
新一「おいおいおい…一体何人いやがんだ!?」
通りに出ると新一がそう言う通り、見ると天狗は1人や2人…軽く10は居る
新一「中道!片っ端から捕まえるぞ!!」
中道「オウ!」
世良「怜花と蘭君も加勢しろ!!」
貴「え、うん」
蘭「う、うん!」
新一は中道を、真純は私と蘭を呼び一緒に走りながら向う
★★
私達は、天狗の人から聞き出す。すると、服部と伊織さんと紅葉さんと園子がこちらに来た
服部「!アカン!店に戻らな!!」
☆☆
急いで店に戻ると、犬矢来に足を乗せて血を流して倒れている人がいた。
俳優の井隼さんだ
服部「頸動脈をザックリや…」
世良「また逆さでタンコブ2つ付けられてるな…」
目の前で服部と真純がそう話している
服部「しかしけったいな犯人やな…。殺す前に時間かけてこないな跡付けて、この人呼び出して殺したんやろうけど…」
貴「多分、違う」
新一「怜花の言う通りだ。俺達がここを離れる10分前には、こんな跡なかったぜ?」