第72章 紅の修学旅行 鮮紅編9
貴方side
新一「大丈夫……ぐっ!?」
貴「!」
新一から、煙が流れみるみる小さくなりコナンの姿に…
この状況を、どうしようか考えてると
?「大丈夫や。俺が工藤になればええ」
貴「!?……服部?」
帽子を被り、サングラスを外したのは服部だった
服部「言うとくけどなぁ、工藤。こらめっちゃ貸しやからな」
コナン「ああ、わかってるよ。だから絶対バレないでくれよ」
服部「ああ、任せとき」
どうやら、哀は服部に連絡してたみたい。今から明日の朝まで新一として成り代わってくれるらしく急いでジャージを着ている
多分、部屋の中道達をごまかしてくれる為だろう
貴「服部が代わってる時、新一はどうするの?」
コナン「それまでベッド下に居る」
★★
その後、コナンと服部は部屋に戻る
私は一応現場の様子を見るため、西木さんの部屋に鑑識員を連れた綾小路警部が到着していた
綾小路「ホー。高校生探偵の工藤新一君が私のことを…」
世良「ああ。割と切れる警部だから心配ないって」
綾小路「そら、おーきに。せやけど変やなぁ、工藤君とは会うたことあらへんのに…」
貴「私がよく、新一に話してたんですよ!」
綾小路「おや。久しぶりですな、怜花はん…そういう事ですか」
世良(ホントにシマリス連れてる…つか、殺人現場にペット持ち込む刑事ってどーなんだ?)
綾小路「しかし、えらい殺され方ですな。心臓刺された上に、たんこぶ2つもつけられはって…とにかく現場を詳しゅう調べるのにしばらく時間がかかりますから、あんさんたちは自分の部屋で大人しゅう待っといてください。
何しろ被害者も容疑者のあんさんたちも有名人。
夜が明けたらえらい騒ぎになると思いますので…」
★★
新一side
翌朝、夜が明け朝になった頃。
8時間が開いたのが分かった俺は、薬を飲む
そして、また元の工藤新一の姿に戻る
けど、このまま新一として修学旅行を終えられるか…
それに…怜花に、想いを
そんな考え事をしてると、景子さんからまたもやメールが
【件名:無題 新一君助けて!今度は阿賀田君が大変なの!!1504号室に早く!】