第66章 紅の修学旅行 鮮紅編3
新一side
景子「新一?もしかして君、高校生探偵の!由紀子ちゃんの息子さんよね?」
新一「あ、はい・…そーですけど?」
…誰だ?この人…
景子「私、君のオムツ替えたことあるのよ?何?京都に修学旅行?泊まってるホテルどこ?」
新一「確か…中京区の…」
園子「奥さん…旦那が浮気してますわよ?」
貴「旦那じゃないんだけど……てか、知り合いみたいだし」
景子「うそ!私達のホテルと同じじゃない!」
新一「私達ってことは誰かとご一緒なんですか?」
景子「ええ…祇園芸術大学時代の同級生と古い友人のお墓参りに。まぁ同級生っていってもみんな有名人なんだけどね……あ、そうだ!同じホテルなら今晩、私の部屋に来てくれる?君に見せたい物があるの!」
新一「見せたい物?」
景子「暗号よ!探偵なら大好物でしょ?ハイ!これ私の部屋番号!」
そう言いながら、紙に書いて渡される
景子「どーせ消灯時間になったら枕投げぐらいしかやる事ないんだから!
本当は有希子ちゃんの旦那さんに頼もうと思ってたんだけど…君じゃ無理かなぁ?」
新一「!いえ、全然大丈夫です!!」
景子「じゃあ夜9時頃に!君の彼女も連れてきていいからさ♡」
新一「え?」
景子「青髪のストレートヘアの子よ、さっき仲良く話してたじゃない?」
新一(夜9時か…ギリだな…)
☆☆
その後も、色々な場所を巡る
園子「私前ね」
貴「私は身長的に、園子の後ろかな」
世良「じゃあ、その後ろ僕」
中道「オレ顔写る?」
蘭「バッチリだよ観音ポーズ!」
金閣寺の前で、ポーズをしながら写真撮影
★★
昼食は、近くのカフェで
園子「ポアロのサンドイッチの方が美味しい気がする」
貴「確かに、安室さんの料理は絶品だもんね」
蘭「怜花、修学旅行から帰ったら安室さんに新メニュー追加頼んでみてよ!」
貴「うん、一応提案してみる」
正直、園子の言う通り零さんが作るサンドイッチに敵うのはない気がする