第65章 紅の修学旅行 鮮紅編2
新一side
中道「おい工藤やったな!帝丹高校女子裏人気投票でトップ10の内の3人がオレらと同じ班なんだからよ!」コソ
新一「裏人気投票…?」
中道「お前が留守中に生徒で出来たサイトだ。無論、1位は星川だ!」
新一「なに!?」
中道「そりゃ、あんな美人で体型もモデルみたいだし。性格はしっかりしてるし料理は完璧…言う事ないだろ?」コソ
新一「…まぁ、そうだが」
中道「ただでさえモテるんだから…この修学旅行で、頑張って告れよ!」ニヤ
新一「そうだな……って、何でお前まで俺の気持ち知ってんだよ!?」
中道「何言ってんだよ。工藤の気持ちなんか星川以外クラス全員知ってんだよ!
鈴木も『みんなで応援しようねー』って言ってたしな!」
……マジか、全員知ってんのかよ…
知らないのは、鈍感な幼馴染のみ。昔から、何かとアピールはしてるが気付いてもらえなく早15年。
安室さん達や、サッカー選手の真田さんや、最近なんか沖田っていうライバルがドンドン増える一方。
モテるのは知ってるけど、やっぱりコナンとして近くで見てるのはイライラした
やっぱり、気持ちを伝えるのは…この工藤新一の体で、伝えたい
☆☆
清水 舞台
貴方side
蘭「わぁ─!眺めいいねー♪」
貴「割と高いわけじゃないね、12メートルぐらいかな?」
世良「あんまり身を乗り出すと危ないよ、2人とも」
絶景な景色な為、私と蘭は近くで眺めていた
園子「けど、この前もここから投身自 殺した人がいたらしいしね…」
貴「…自殺?」
園子「そんな事件は良いのよ。で?工藤君から何か言われた?」
貴「?新一に?」
園子「…まだみたいね」
蘭「もう、新一ってば。相変わらず呑気なんだから!」
?「待っててね、出栗君。もうすぐだから…」
蘭「!…あ、あのー…もしかして…女優の鞍知景子さんじゃないですか?!この前、日本アカデミー賞を受賞された!」
景子「シィーここへはお忍びで来てるから…内緒にしてね」
世良「お!有名人か?」
園子「一緒に写真いいですか?」
景子「ええ、こっそりとなら…」
蘭「ありがとうございます!新一と中道君もおいでよ!一緒に写真撮ろ!」