第64章 紅の修学旅行 鮮紅編1
貴方side(新一 告白編)
__
私達帝丹高校は、京都にて修学旅行に足を運んでいた
一通り話しを聞きながら、班ごとに分かれ自由行動をしていた
班は新一、蘭、園子、真純、そして新一と仲が良い中道
貴「……ちょっと、何で私と新一だけ…」
園子「いいじゃない!せっかくだから、ラブラブショットを撮ってあげるわよ!」
蘭「早く、隣に並んで!」
貴「ラブラブって……そういう関係じゃ…」
園子「良いから並んで来なさい!奥様!!」キラキラ
ドンッ
貴「うえっ!?わ、わ、ちょっ」
パシャ
園子に体を押され、足がもたつき新一にぶつかる瞬間が写真に収まる
新一「…大丈夫か?」
貴「っ…ごめん。ぶつかって」
支えてくれた新一は、元の体に戻り修学旅行に参加出来た。
どうやら、あの後哀から薬を貰ったらしい
新一「…やっぱ、副作用で風邪気味だ。移すと悪いから、あんま近づかない方が良いぞ……ゴホゴホッ」
貴「大丈夫?……ほら、喉飴」
新一「サンキューな。けど、博士に薬もらってっから大丈夫だ」ニコ
園子「あらお2人さん。密会のご相談かしら?」
貴「?!…密会って…」
新一「何言ってやがる!//」
蘭「照れなくて良いのに!」
園子「そうよ、私達は構わず2人で行動しなさいよ!新一君!」
新一(…こいつ等、まさか俺に告白させる場所作ってんのか…?)
ニヤニヤしながら新一を見る親友達に、不思議に思ってると
世良「おいお前…本当に工藤新一なのか?」
新一「あ、ああ…」
世良「ボクの事…覚えてるよな?」
新一「え?あ…オウ!ガキの頃海で会ったよな?10年振りか?」
世良「10年振り?本当にそうなのか?」
新一「あ、ああ…もちろん!」汗
……やっぱ、真純って新一がコナンだと気付いてるんじゃ…
蘭「怜花!世良ちゃん!清水の舞台に行くよ!」
貴「あ、うん」
新一「…(……この修学旅行で、絶対に気持ちを…)」