第5章 容疑者は熱愛カップル4
貴方side
目暮「遺体の第一発見者が、この店に客として来店していた…Jリーガーの比護隆祐さんとアイドルタレントの沖野ヨーコさんというわけですな?
しかし客であるあなた方が、何で倉庫に?」
沖野「案内されたんです、ウエイターさんに…」
比護「飛鳥さんから僕達をここへ連れて来てくれって、メールが来たと…」
…それで、ここに来たのか…けど、いくら知り合いだからってこんな地下の倉庫へ呼ぶ…?
高木「被害者と知り合いなんですか?」
比護「ええ…飛鳥さんは高校のサッカー部のOBで、頼み事があって会う約束をしてたんですが…」
沖野「私も同じ港南高校の卒業生なので…」
目暮「じゃあ、直接あなた方にメールは来なかったんですな?」
沖野「あまり親しくないので…」
比護「俺は携帯をなくしてしまって」
高木「それで、あのー…もう1つお聞きしたい事があるんですが…あなた達、付き合ってるんですか?」
沖野・比護「…え?ええ~っ!?」
高木刑事の質問に、2人は驚いている。どうやら知らないみたいだ
小五郎「おい?どうなんだ!?」
哀「どうなのよ!?」
続けて小五郎さんが比護さんに、哀がヨーコさんに詰め寄って聞き出してる
萩原「…怜花ちゃん、コナン君。あの2人どうしたの?」
貴「何か、比護さんとヨーコさんの熱愛報道が出て…」
コナン「素行調査の為に、僕達引き連れてここに来たんだよ」呆
萩原「…つまり、巻き込まれて偶然にも殺人現場に遭遇しちゃったんだね」
コナン「うん」
貴「私なんて、哀が連れてくから制服で来ちゃいましたよ…」
大体の状況を把握してくれた研二さんは、同じく呆れ顔
取り敢えず、今回は小五郎さんは無理そうな為私達で聞く事に
☆☆
この店で働いてる従業員に話しを聞く
ソムリエの“山田晃通”さん
ウエイターの“鴻江保人”さん
ウエイトレスの“伴場嶺子”さん
この3人から、話を聞くことに
山田「バタバタしていた?ああ…オーナーの帰りが遅いので、3人で手分けして捜してたんです…」
鴻江「こっそり帰ってバックヤードで仮眠をとってたりしますので…」
伴場「オーナーに会いたがってるお客様もいましたし…」