第41章 恋と推理と剣道大会2
貴方side
安岡「それで、誰かどうかしたのかね?」
コナン「…首を切られて男の人が亡くなってるんだ」
安岡「!な、なんと……じ、じゃあうめき声がした後ワシに近づいたのはそいつじゃったのか」
その後安岡さんは、『カッターナイフが血で汚れて切れなくなったから代わりのヤツを持ってきてくれ』と電話している犯人の声を聞いたらしい
そして、その人が隣にあるトイレに向う気配がしたみたいだ
蘭「…って事は、まだ犯人はトイレの中に…」
貴「私達で開けるか…」
コナン「!駄目だよ、2人とも!!犯人は代わりの刃物を持ってこいって仲間を呼んでるから…まだ誰かを狙うかもしれない」
蘭「…そっか…」
コナン「警察を呼んで来るまでトイレを見張った方が良いよ。怜花姉さん、警察に電話を」
貴「あ、うん…」
新一の的確な判断にて、取り敢えず陣平さんか研二さんに掛ける
★★
松田『はぁ!?殺人だと?!……ったく、お前は何度遭遇してんだよ』
貴「…知らないですよ……あの、目暮警部は」
松田『…目暮警部と高木は不在だし、萩原や伊達も別の現場だからな……俺と佐藤で向かうから見張っとけよ』
貴「あ、はい」
ピッ
私も、事件現場に遭遇したいわけじゃないんだけど…
携帯を切り溜息をついてると
?「…まるで辻斬りみたいやな。しかもこれ、相当な手練の仕業ちゃうか?」
貴「!?」
コナン「……だ、誰…?」
沖田「俺か?京都泉心高校の、沖田総司や」
貴「…沖田総司って…和葉が言ってた、5段突きの…?」
沖田「…!!」
私が話すとこちらを見るが、何故か目を輝かせながら近付いてくる
ガシッッ
貴「!?」
沖田「アンタ……めっちゃ俺のタイプや!!//」
貴「………へ…」
コナン「なっ…」ピシ
手を握られながら、顔を赤くしながら言われ困惑状態
沖田「名前は!?」
貴「え…あ………星川、怜花…だけど」
沖田「怜花ちゃんか!」
貴「いきなり名前呼び!?」
沖田「俺の事も、総司でええで!」
貴「いや…そういう事じゃなくて…」
……てか、何かこの人……どことなく顔が新一に似てる…