第40章 恋と推理と剣道大会1
貴方side
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ある日の休日、蘭とコナンと一緒に東都体育館で行われている剣道全国大会観に来ていた
理由は、この大会に出場する服部を、応援に来ている和葉と一緒に応援するためだ
現在服部は、準決勝進出を決める。
けど和葉曰く、京都泉心高校の"沖田総司"という人が手強いらしい
和葉「今日はわざわざ応援に来てくれてありがとーな!怜花ちゃん、蘭ちゃん」
蘭「全然大丈夫よ、日曜日で暇だったし」
貴「うん、私もバイトも入ってないし時間あるからさ」
応援席で、セーラー服姿の和葉と合流する
和葉「…開始まであと2時間もあるやん!…ほんなら、あたしは友達らと弁当食べてくるから、怜花ちゃん達も適当に食べてきてや」
貴「うん」
和葉は、昼食を食べに別の場所へ歩いていく
貴「2人共、何食べる?」
蘭「どうしようか……コナン君は、何食べたい?」
コナン「…じゃあさ。来る途中にあったファーストフード店で良いんじゃない?」
貴「そうだね」
蘭「じゃあ、行く前にトイレ済まそう」
★★
数分後…
中のトイレは満員でとても空きそうになく、他のトイレを聞き探してやってきた私達
蘭「…!あ、あったよ」
貴「うん………!?」
コナン「な!?」
壁を曲がり、トイレを見つけるが…近くの壁には喉辺りが血だらけの男の人が倒れていた
蘭「だ、大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
コナン「……いや駄目だ、もう亡くなっている」
蘭「そんな…」
貴「…体がそんなに冷たくないから、まだ犯人近くに居るかも」
蘭「え!?」
?「あのっ、やっぱりどうかしたんですか…?」
コナン「?!」
近くにあるベンチには、1人のおじいさんが座っていた
蘭「どうかしたって…」
貴「……もしかして、おじいさん、目が視えないんですか?」
?「ああ。3年前からな」
コナン「…それで、こんな所で何やってるの?」
?「剣道大会の音を聞いていたんだよ」
コナン「音?」
このおじいさんは、昔は剣道をやっており4年前までは観客席で観ていたが、目が視えなくなってからはここで聞くのが癖らしい