第14章 容疑者は熱愛カップル13
貴方side
比護「それと…君。証拠を見つけてくれて、サンキューな!ナイスアシストだったよ!」
哀の頭を撫でる比護さん
比護「貴大の代わりにウチのチームに入れたいぐらいだ」
沖野「ありがと、哀ちゃん!」
哀「//」
★★
オマケ 数時間後、私達も深夜になり急いで帰る準備をする
貴「…お腹空いたね、家帰ってなにか食べるか」
哀「ええ」
レストランから出ようとしていたら
比護「怜花ちゃん!」
哀「!!」
貴「…比護さん?」
追ってきたのか、少し息切れしている
貴「どうかしました?」
比護「…良ければ今度暇な日に…一緒にサッカーしないか?」
貴・哀「……え」
言った言葉に無言になる私達
貴「え…私、ですか?」
比護「…実は、貴大が君に会いたがってるんだよ。メールとか来てない?」
貴「真田さんが…?」
哀(待って…怜花さん、いつの間に連絡先交換したの!?)
スマホを見ながら確認すると、確かに数件入ってる
以前サッカー教室で、真田さんや目の前の比護さんに聞かれていた
貴「…けど、私はサッカー素人なんで…新一の時も見てただけで」
比護「大丈夫!俺達が教えるから!」ニコ
…………断りづらい…
爽やかな笑顔で言われ断りづらい中、下から視線を感じる
見ると、哀が凄い羨ましそうな表情で見ている
……そうだ!
哀を抱き上げながら話す
哀「!?怜花さん…?」
貴「あの、良ければ哀も一緒に教えてもらって良いですか?ついでにコナンも!」
哀「!?//」
比護「…この子とコナン君も?」
貴「はい。コナンと哀もサッカー大好きで是非、比護さん達プロに教えてもらえたら絶対上達すると思いまして」ニコ
比護「…そうかな?//」
貴「はい!」
哀(…顔が赤い……まさか比護さん、怜花さんを…?)
貴「…けど、私も空手部があるんで暇な時になりますが…」
比護「大丈夫だよ。じゃあ、暇な時に連絡ちょうだい」
そう言うと、比護さんは反対方向に歩いていく
貴「……良かったね、哀」
哀「…ありがと、怜花さん」
数日後、張り切って練習する哀の姿が目撃される…