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[BLEACH] 世界を超えて

第6章 自覚



 白哉は、呼ばれた声に導かれるように視線を向けて、目を見開いた。
 白い夜着を来た美穂子は、茶色い髪が月夜に照らされて金色に輝いていた。

 まるで―…あの伝説の女神のようで。

 トクン…と心が鼓動を刻んだと同時に、気づいてしまった。

 彼女が―…これほどまでに、美しいと。
 彼女を―…これほどまでに、欲しいと。
 そんな思いを彼女に持っていたことを。

「美穂子…」

 白哉はもう一度、彼女の名を呼んだ。


 ―…愛しい、女の名を。





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