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あなただけには敵わない
第13章 すれ違い
朝ごはんができて
呼びに行こうと思ったら
「ん、いい匂い」
「わっカルマ、おはよう」
「おはよう、ゆいな」
チュッとキスをして
2人でご飯を食べた
正直すごく幸せで楽しかった
お泊まりの時も同じくらい幸せになる
好きな人の近くはすごく嬉しい
でも
「一緒に出るのはやめよ、俺は後で出るからゆいなは先に出て」
一緒に登校できると思ってたから
そんな風に突き放されたのが悲しかった
仕方ないのはわかってるけど
寂しいんです
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