第10章 夏休み
俺たちは会えば毎日ヤッてるわけではないし
ふつーに寝ることだってある
俺は隣で眠る彼女の頬を撫でた
「んぅ……カルマ…くん…おはよぅ」
「おはよ、まだ眠い?」
「ん、カルマくんは?」
「どうだろ、でももう起きなきゃね、海行くんでしょ?」
眠たそうな顔をする彼女を抱きしめると
「ん、そぅ…ちゅ、して、おはよのちゅほしい」
「ん、いいよ」
ちゅっ
「えへへ、すきぃ」
甘えん坊になるこの瞬間も愛おしい
夏で露出多くなって
ブラの紐がチラッと見える
わざとなのか
本当に気になる
そんなこと考えていたら
彼女はまた眠りについていた
「無防備…」
俺を信じすぎ
まぁ手は出さないよ
流石に嫌がることはしないからさ
だけどねぇ?
ていうかゆいなちゃんって案外朝弱いんだよな
起きるんだけど
そのまま寝ちゃうことが多い
起きてることのが珍しいし
「起きて」
「んん…あと5分…したら準備する」
「はいはい」
これで許す俺もだいぶ甘いんだろうな