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あなただけには敵わない

第10章 夏休み


貴方side

「ねぇねぇ可愛いね」

カルマくんまだかなぁ

「ねぇ君だよ、君」

肩に触れられて

ビクッとした

「え…?」

「俺たちと遊ばない?」

肩に腕を回されて

顔がすごく近い

気持ち悪い

「嫌です、待ってる人います…から」

「そんなこと言わずにさぁ〜友達は先帰ったよ?」

カルマくんがそんなことするはずない

それに忘れ物したから更衣室に取りに行っただけだし

「そんな嘘、信じるはずありません」

「いや本当だよ?だから俺達と遊ぼうよ」

無理やり連れていかれそうになって

「いやっ!!」

「ねぇ俺の大事な彼女に何触ってんの?」

「カルマくん!」

「彼氏いんのかよ」

そう言っていなくなっていく

「大丈夫?怪我してない?」

「うん、カルマくんのこと信じてた」

「ごめん、俺が忘れ物なんてするばかりに」

「ううん、カルマくん悪くないよ?」

「でも…」

「帰ったら消毒して」

あの人達忘れられるくらいの

「うん、怖かったね」

カルマくんは私の頭を撫でてくれた

「もう1人にさせないように努力するから、今は楽しもう、せっかく来たんだから」

「うんっ」

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