第10章 夏休み
「ふー疲れたぁぁ楽しかったね!」
「うん、久しぶりに外でデートしたね」
「ねーやっぱり外いいね!あ、、い、家も好きだよ??」
「わかってる、ごめんね俺がE組に落ちたせいで」
「ううんいいの、E組でもそれでもカルマくんはカルマくんだから、だから私は好きなの」
「うん、大丈夫わかってるよ」
俺は抱きしめて頭を撫でた
俺が悪いのに
彼女に気を使わせて
本当にダメな彼氏だよな
「私はバレてもいいよ、バレてE組に落ちたっていいんだよ」
「そんなのダメだよ!ゆいなちゃんはゆいなちゃんの人生があるでしょ!」
「でも…」
「大丈夫だから、俺が最後まで守るよ守らせて」
暗殺させたくないってのもあるけど
1番は
親の対応だ
きっとゆいなちゃんの親が許すはずない
TOP10内にいないと外出禁止とかしてる親だ
絶対に許すはずない
だから俺は絶対にE組に行かせたくない