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あなただけには敵わない

第10章 夏休み


カルマside

「あ、あれやりたい!」

「スライダー?いいけど」

「やった!2人乗りだって!一緒に乗れるね!」

「うん」

「みて可愛い」

「本当だ」

やっぱり女の子から見ても可愛いよね

メイクしなくても可愛いのに

メイクしてると

より可愛くなるんだよね

「楽しみだね!!」

「こういうの初めて?」

「うん!海には行くんだけどプールは行ったことなかったの!」

「へぇ意外」

結構彼女は

制限されて生きてるような気がする

「海外ばっかりだからかな?あと友達いないし」

寂しそうな顔

わかってるよ

「あー…なんかうん、俺がいるからね」

「知ってる」

笑ってるけど

本当は辛いんだろうな

でも名門校で友達なんてそうできないだろう

頭固そうだし

彼女にはちょっと合わないかも

E組ならまだしも

本校舎の奴らはタイプが違うだろうな

E組でも仲良くなれるかは微妙だけど…

「あわわ高ーい」

「大丈夫?」

「平気!すっごく楽しみ!!」

「そう?よかった」
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