第9章 六英傑
昨日までの感じがまだ残ってる
これからテスト終わるまで会えないのか、、
実はAとEは勝負するらしい
彼女と敵…か…
「それで今A組が勉強会を開いてる
お前も知ってるだろうが3年になると成績順のクラス分けだ
その中でトップにいるのが
六英傑だ」
「六英傑?」
それはエリートクラスのA組の中でも飛び抜けて優秀な6人の生徒
6人そろえば並みの教師以上の実力があると言われている
「まずは…中間テスト総合3位!!他を圧倒するマスコミ志望の社会知識!!放送部部長、荒木鉄平!!
中間テスト総合4位!!人文系コンクールを総ナメした鋭利な詩人!!生徒会書記、榊原蓮!!
中間テスト総合6位!!5位を奪った赤羽への復讐に燃える暗記の鬼!!生物部部長、小山夏彦!!
中間テスト総合7位!!性格はともかく語学力は本物!!生徒会議長、瀬尾智也!!」
あーそういや奪ったかも?
「ちょ、ちょっと待てそのナレーションお前がしてんの?」
「お、おうやってみたかったんだ
そして…中間テスト2位学校のマドンナで高嶺の花顔良ければ性格も良し!非の打ち所ない副生徒会長、百瀬ゆいな!!
中間テスト1位、全国模試一位…生徒の頂点に君臨するのが支配者の遺伝子、理事長の一人息子にして生徒会長、浅野学秀!!」
褒められすぎじゃね?
たしかにすごいんだけど
なんか嬉しい子どもっぽく甘えるところもあるし
いや可愛いんだけどね!?
なんか彼女に重荷がかかってそうな言い方