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あなただけには敵わない

第9章 六英傑


チュッ…チュッ…

気がつくと

リップ音やら何かが触れる感触がした

「ん…ゆいなちゃん…?」

「あ、もう起きちゃった」

「何してたの…」

「ちゅーっていっぱいキスしてたの」

「あぁ…」

だからか

「ふふおはよう」

「おはよ…んー眠い」

「ちゅーしたら目覚める?」

「わかんない…ていうかゆいなちゃんがしたいだけじゃない?」

「えへへカルマくんとキスするの好き」

高嶺の花が俺に夢中だなんて

マドンナがこんなにキスが好きだなんて

誰も思ってないんだろうな

俺は彼女を力一杯抱きしめて

チュ…

「ん…急に…」

「お風呂入る?」

「はいる、業くんもう眠くない?」

「うん、今はゆいなちゃんを味わいたい気分」

「えへへなんか嬉しい」

ほんっと可愛い俺の彼女
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