第7章 停学明け
「んーーあっもうこんな時間、今日はお先に帰ります」
「なにかあるのか?」
「はい、とっても大事な日なんです、じゃあ失礼します!」
私は片付けをして
教室を出て行った
だって今日は
カルマくんが停学明けてから
初めて会うんだもん
しかもお泊まりで!!
ピンポーン
「いらっしゃい」
「カルマくん!久しぶり!!」
会った瞬間に私は抱きしめた
「おっと…見られたら大変だからほら中は入るよ、そのあといちゃいちゃしてあげるから」
「えへへごめんね」
カルマくんは優しく笑って
「久しぶり、今日はなにしますか?お姫様」
そう言って私を持ち上げた
「わわっ重いよ?」
「全然重くないよ?」
「本当に?」
「うん、軽い」
「じゃあいっぱいキスしてほしいな」
「じゃあベッド行く?」
「それは…ダメ……」
「俺我慢できるかな?」
「よ、夜がいい…それで朝目が覚めたらカルマくんがいるの、それがいい」
「なにそれ可愛い」
「だから今はキス…だけ」
「そういうことなら喜んでだし、リビング行こっか」